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いくつあっても…  ~沼田智也さんの小皿~

常設展よりご紹介です。

沼田智也さんの小皿、ひとつひとつ柄違いでなんと17種類!
サイズも3寸、3,5寸、4寸と細かにあり見ているだけで楽しくなってきます。

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絵柄もそれぞれ趣があって、愛らしいものからくすっと笑えるものまで豊富です。
日本画を学ばれた沼田さんの描かれる絵は、どれも巧みで味わい深く、すとんと気持の中に落ちてくる好ましさです。

小皿はコレクションしている方も多いアイテムだと思います。
私自身も、気が付けば小皿がどんどん増えて…
初めましての作家さんの作品展ではまず小さなものを連れ帰ることが多いのですが、取り合わせをあまり考えなくてもすんなり食卓に溶け込んでくれるので、いろいろ冒険も出来ます。
小皿は使うシーンも多くて小さなアクセントになってくれるので、季節や食卓のしつらえによっていろいろ楽しむのにはもってこいです。

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沼田さんの十字文の小皿を渋い茶杯と銀彩のポットに合わせて…。
十字文はほどよくモダンな感じもするので、抜け感を作るのにいいですね。
土っぽい器ばかりだとちょっと重いなと感じる時、こなれた感じのこういう絵柄のものを一つ入れるのがオススメです。

小皿をいろいろ集合させて、お料理を少しづつ盛ればタパス風に楽しめます。
高さや形の違う器を混ぜて変化をつけます。ここでは横縞文の小さめのそば猪口を合わせました。
小皿にいろんな絵があるので、こういうシンプルな柄が合わせやすいですね。

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あれこれ食卓で遊べるのが小皿の楽しみです。
いくつあってもまた欲しくなる、いくつあっても重宝する… お好きな小皿をどうぞ。

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芦屋の陶芸ギャラリースペース Abundante(アバンダンテ)
陶芸・木工・漆器・硝子等の作品を展示しています

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2015-04-10