Diary

和菓子の器 ~秋の色~

9月になって雨模様の日が多く、すっかり秋の涼しさになっています。
夏の間は、ゆっくりと温かなお茶をいただくことがめっきり少なくなっていましたが、そろそろ再開です。

今日は、大好きな菊壽堂さんのお菓子とお抹茶で、三時のおやつです。

お菓子を載せた器は、10月の企画展でもご紹介する作家さんのもの。

浅井庸介さん、村田匠也さん、杉島大樹さんのお皿です。

101v

秋らしい落ち着いた赤楽色の浅井さんの小皿と大福。

同じく浅井さんの緑青磁色の小皿には、季節のお菓子「芋名月」。
白とのコントラストがきれいです。

101w

「萩の露」の緑には村田さんのうっすら紫色の高台皿が美しくマッチします。

同じお菓子も杉島さんの黒漆を吹き付けた銅の小皿に乗せると、夜空に浮かぶ名月です。

101x

杉島さんの錫引きの小皿には「葛ふくさ」。
金属は硬質なイメージの素材ですが、表面に施された錫引きが微妙なニュアンスのある印象を付けています。

こんな風に、10月の和菓子作りのワークショップでは、いろいろな作家さんの器をお好きに選んでいただいて、出来上がったお菓子を盛って召し上がっていただきます。

同じお菓子もお皿が変われば、印象がとても違って見えるもの。
お茶の器との合わせ方や、しつらえなども楽しんでいただきます。

みなさま、ぜひ。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

芦屋の陶芸ギャラリースペース Abundante(アバンダンテ)
陶芸・木工・漆器・硝子等の作品を展示しています
Abundanteへの道順 → click here!
MAPはこちら → click here!

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

2015-09-08