Information

漆芸家 黒木紗世2020作品展

【開催日】
会期:10月20日(火)~11月3日(火・祝) 
11:00~18:00(最終日17:00まで) 
※休廊日 10月26日(月)・27日(火)
ご予約無しでご来店頂けます
但し三密状態になる場合はご入店をお待ち頂く場合がございます

Abundanteでは初めてとなります漆芸家 黒木紗世さんの作品展を開催いたします。
京都市立銅駝美術工芸高校・京都市立芸術大学で漆芸を学び、金沢卯辰山工芸工
房を修了、現在金沢で制作される黒木さん

その作品は息をのむほど優美で麗しく、洗練された華が感じられます。
儚げでありながら心をぐっと掴まれるような情緒的な魅力にあふれています。

漆を塗った面に金属粉を蒔き、乾かないうちに針で文様を描く「針描き」の技法
を用い、自然や植物の短い生涯を取り巻く情景の記憶を漆に留める…というコン
セプトで表現される世界観はとても趣き深く深淵です。

作品名に「花」を冠したものが多くみられるように、写実的なものから黒木さん
のイメージの中にある抽象的なものまで、さまざまな「花」が描かれます。
手に取りじっと見入ると、その精緻さにもまたまた驚かされ魅了されてしまいます。

黒木さんのそんな作品の魅力を落とし込んで、日常に使うものとして気兼ねなく
愛用できるものも多く制作されています。

暮らしに寄り添う形や普段使いに耐えうる塗面の工夫、食卓で映える加飾などを
考えて作られる器は、木の軽やかさと漆の温かみ、それに錫蒔絵の渋さと針描き
の儚さの調和のとれた魅力的なものです。

漆の器ならではの柔らかさですっと手に馴染んでくれます。
今展では、緻密さに目を奪われるような大作の一点ものから食卓の彩となる日常の器まで、幅広くご紹介していきます。
ぜひ黒木さんの繰り広げられる美しい世界をご覧くださいませ。

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芦屋の陶芸ギャラリースペース Abundante(アバンダンテ)
陶芸・木工・漆器・硝子等の作品を展示しています
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2020-10-25