Diary

輪島キリモト作品 Vol.4

人気のお椀
  ~輪島キリモト すぎ椀~

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まず最初に漆器の器を持つなら…、やはりお椀でしょうか。
ご家庭で一番使う機会が多くて、そのよさを体感していただきやすいから。

熱い汁ものを入れても持ちやすくて、何より口あたりのやさしさは漆椀の最大の魅力と思います。
お椀は種類も豊富で選びやすいですし、用途も多用で、気軽に使える楽しみがたくさんあります。

キリモトさんの作られるお椀も、形・サイズ・塗りの技法の違いでたくさんの種類がありますが、Abundanteでの
人気NO.1は「すぎ椀」です。

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私自身もキリモトさんのお椀の中で、いちばん最初に手に入れたのが本朱のすぎ椀でした。
汁物以外にもぴったりする形で、たっぷり入って、ちょっとよそ行き感のあるもの。

すぎ椀、ぴったりりでした!

外側はすっと立ち上がってスマートですが、内側はふっくら丸みを帯びています。
この外と内で異なるラインは、確かな技術を持つ椀木地師さんだからこそ成せる技だそうです。

WK-4001 すぎ椀 大 (手前より 溜 ・ 本朱 ・ 黒)

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大 直径 約13㎝ 高さ 9㎝  溜 ¥26,000- 本朱・黒 ¥22,000-
(他に中・小サイズもございます)

ご飯ものにもよく使います。
地味な色合いの炊き込みご飯のときも、このお椀に盛るとぐっと華やかになって美味しそうに見えます。
たっぷり入るので、シチューや具だくさんのスープにも。
サラダや和え物も中高の盛り付けがしやすくて、美しく盛り映えします。

もう10年以上使っていますが、使うほどに透明感が増して色が明るくなり、艶も増してきました。

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ちなみに、別売りで蓋になる杯があるので、買い足すことも出来ます。
蓋付きで持っていると、おもてなしやちょっと改まった時にきちんと感が出てとても便利です。

蓋と椀、それぞれ別々にも使えるので、用途も広がります。
こういうところもすごくいい!

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芦屋の陶芸ギャラリースペース Abundante(アバンダンテ)
陶芸・木工・漆器・硝子等の作品を展示しています

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2014-11-19