Diary

赤木明登 「摩利蒔絵」展

秋晴れの一日、塗師 赤木明登さんの作品展の初日となりました。
Abundanteでは初めてご紹介させていただく作家さんです。

【新作 「摩利蒔絵」 展】
輪島紙衣(かみこ) 塗師 赤木明登
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会津朱磨(しゅみがき) 蒔絵師 八木由紀子

■ 開催日
日時:10月7日(金)~ 14日(金)
11:30~18:00 (最終日 17:00迄)

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輪島塗下地を和紙で包んで仕上げた、赤木明登さんの「輪島紙衣」
会津オリジナルの加飾技法を八木由紀子さんがさらに進化させた「朱磨」
図案・山本祐布子(イラストレーター)

産地の壁を乗り越えて、その二つの技術を融合させてできあがったのが、この「摩利蒔絵」
名前の由来となった「摩利支天」は、太陽の光とその影を司る神の名。

朱と黒。 朱と白。 シンプルな色の組み合わせだけで、植物紋を表現します。
太古の昔、器が始まった時から装飾に使われてきた植物模様。
菊、桐、松、蔓草など、それぞれのモチーフが深い象徴的な意味を持っています。
 
生と死のはざまに込められた、人の根源的な願望が込められているのです。
特別な「摩利蒔絵」、福島につづいて西日本で初めての発表をAbundanteで行います。

今回赤木さんには、ふだんに使える漆の器もたくさんご用意していただきました。

是非、ご高覧ください。

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芦屋の陶芸ギャラリースペース Abundante(アバンダンテ)
陶芸・木工・漆器・硝子等の作品を展示しています
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【摩利蒔絵の器で美味しいレッスン】
~秋を盛る 佐藤慶シェフの料理で楽しむ漆のうつわ~

■開催日
日時:10月17日(月)・19日(水)
11:30~14:00

■定員:各7名様 

■参加費: 14,000円
☆Present(赤木明登漆器作品)を、ご用意しております。
※ご注意!:キャンセル料は、前日及び当日は全額、前々日は¥6000-いただきます。ご了承下さいませ。

■料理 佐藤 慶

■Coordinator 生田純巳子

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※案内状をご希望の方は、コンタクトページよりお申し込みください。

2016-10-07