Diary

パートドヴェール硝子のうつわ

大室さんの作品を初めて拝見してからもう6年、瞬間で心射ぬかれ、こつこつと出会いを待って集めて来ました。

少し前になりますが、大室桃生さんの作品展で選んだ数点です。
パートドヴェールと呼ばれる、ガラスの粉末を型の中で熔かして成型する技法の1つです。

言わば、陶磁器のような焼き物ガラス。
とてもとても手間暇かかる繊細なお仕事です。

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全体に花の柄が入ったエレガントな印象で、眺めていると優しい気持ちになれます。

作品展では作家さんの新作や新しい試みのある作品、今までとは全く違う面を見るのも楽しみのひとつ。
でも、初めて見たときに心惹かれた作品が、変わらず展示されているとホッとして嬉しくなります。

大室さんの作品を初めて拝見した時、花のモチーフがとても印象に残っています。
この作品もその当時のイメージと重なって、懐かしいような気持ちになりました。

テーブルに置くととても華やいで、でも華美ではない温かな優しさもあって、しあわせな気持ちになれます。

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小さな作品二つ。盃として使えるサイズです。

黒い方は今回初めて出会った色合いで、華やかさの中にもシックな雰囲気があります。
対になるように選んだ手前の白ベースの方はオレンジとブルーの対比が素敵です。

中に入れるもの、お酒だけではもったいない。
何を入れましょう!
グリーンだけ添わせても綺麗かな…と。

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飾っておくだけでも幸せな気持ちになります。

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芦屋の陶芸ギャラリースペース Abundante(アバンダンテ)
陶芸・木工・漆器・硝子等の作品を展示しています
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2016-11-19