Diary
和菓子の器 vol.5
沼田智也作品
Abundanteセレクト「お菓子にまつわるうつわ展」でご紹介する作家「沼田智也」さんの作品です。
現在、先行して届いた一部作品は常設開廊日にご覧いただけます。
沼田さんが主に作られているのは絵付けの器。
かねてから、Abundanteで絵付けの器をもっとご紹介したいと思って、新しい作家さんをいろいろ探していました。
沼田さんの器を初めて拝見したのは昨年夏でしたが、どこか古びた趣で風情のある絵にとても心魅かれました。
筆致がとても巧み… といっても技巧に走るというのではなく、もっとこなれて落ち着いた雰囲気。
染付の呉須の色も描かれる絵柄もふわっと柔らかくおぼろげです。
日本画を学ばれたという経歴で「古いものが好き」と言われる通り、侘びた静かなたたずまいの絵付けです。
力の入り過ぎないいい塩梅の絵付けは、とても素敵ですよ。
1979年 茨城県高萩市に生まれる
2003年 京都嵯峨美術短期大学 専攻科 日本画コース 卒業
2004年 陶芸家 田中いさお に師事
2006年 茨城県高萩市に築窯
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芦屋の陶芸ギャラリースペース Abundante(アバンダンテ)
陶芸・木工・漆器・硝子等の作品を展示しています
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和菓子の器 vol.4
杉島大樹作品
Abundanteセレクト「お菓子にまつわるうつわ展」でご紹介する作家「杉島大樹」さんの作品です。
現在、先行して届いた一部作品は常設開廊日にご覧いただけます。
1976年 岐阜市生まれ
1999年 広島市立大学 芸術学部 美術学科 彫刻専攻卒業
2001年 広島市立大学 博士前期過程 芸術学研究科 彫刻専攻修了
鍛金家 鬼頭正信氏に師事
2002年 鍛金家 土屋豊氏に師事
2008年 長野県伊那市にて独立
2011年 長野県駒ケ根市に居・アトリエを移す
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和菓子の器 vol.3
関西は、一気に秋がやってきたような涼しさ。
空気もからりと気持がよくて、過ごしやすい日が続きます。
浅井庸佑 作品
10月の企画展
Abundanteセレクト「お菓子にまつわるうつわ展」に参加いただく作家「浅井庸佑」さんの作品です。
現在、先行して届いた一部作品は常設開廊日にご覧いただけます。
秋らしく、しっとりしみじみとした風合いと盛り映えのするシンプルで使いやすい形です。
使う度に、使うほどに、日に日に愛着がじわじわと湧いてきます。
食卓にすっと馴染んで、飽きの来ない味わい深い器。
浅井さんは、自ら採集した原料の土と石などを使って、滋賀県大津市で作陶されています。
強い主張はなく楚々とした佇まいなのだけれど、丁寧に時間をかけて作られる作品は、長く大切に使いたいと思わせてくれる力があるようで…
知らず知らずのうちに、日常の暮らしの中に溶け込んでくれています。
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和菓子の器 vol.2
八代淳子 作品
Abundanteセレクト「お菓子にまつわるうつわ展」でご紹介する作家「八代淳子」さんの作品です。
現在、先行して届いた一部作品は常設開廊日にご覧いただけます。
1993
東京芸術大学美術学部工芸科卒業1995
東京芸術大学大学院漆芸専攻修了
MFA in Urushi Arts, Department of Crafts, Tokyo National University of Fine Arts and Music Graduate School長野県軽井沢町にて制作
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和菓子の器 vol.1
村田匠也 作品
Abundanteセレクト「お菓子にまつわるうつわ展」でご紹介する作家「村田匠也」さんの作品です。
現在、先行して届いた一部作品は常設開廊日にご覧いただけます。
1982年 京都生まれ
2003年 京都嵯峨芸術大学短期大学部洋画科卒業
2004年 京都府立陶工高等技術専門校成形科卒業
日本工芸会近畿支部展入選
2005年 京都市産業技術研究所工業技術センター卒業
日本工芸会近畿支部展入選
2007年 日本工芸会近畿支部展入選
2009年 日本工芸会近畿支部入選
2010年 京都府美術工芸新鋭展
~2010京都工芸ビエンナーレ~ 招待出品
2011年 第40回日本伝統工芸近畿展京都府教育委員会教育長賞
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和菓子の器 ~秋の色~
9月になって雨模様の日が多く、すっかり秋の涼しさになっています。
夏の間は、ゆっくりと温かなお茶をいただくことがめっきり少なくなっていましたが、そろそろ再開です。
今日は、大好きな菊壽堂さんのお菓子とお抹茶で、三時のおやつです。
お菓子を載せた器は、10月の企画展でもご紹介する作家さんのもの。
浅井庸介さん、村田匠也さん、杉島大樹さんのお皿です。
秋らしい落ち着いた赤楽色の浅井さんの小皿と大福。
同じく浅井さんの緑青磁色の小皿には、季節のお菓子「芋名月」。
白とのコントラストがきれいです。
「萩の露」の緑には村田さんのうっすら紫色の高台皿が美しくマッチします。
同じお菓子も杉島さんの黒漆を吹き付けた銅の小皿に乗せると、夜空に浮かぶ名月です。
杉島さんの錫引きの小皿には「葛ふくさ」。
金属は硬質なイメージの素材ですが、表面に施された錫引きが微妙なニュアンスのある印象を付けています。
こんな風に、10月の和菓子作りのワークショップでは、いろいろな作家さんの器をお好きに選んでいただいて、出来上がったお菓子を盛って召し上がっていただきます。
同じお菓子もお皿が変われば、印象がとても違って見えるもの。
お茶の器との合わせ方や、しつらえなども楽しんでいただきます。
みなさま、ぜひ。
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芦屋の陶芸ギャラリースペース Abundante(アバンダンテ)
陶芸・木工・漆器・硝子等の作品を展示しています
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『クロスロード』 テレビ東京系
Abundanteでもおなじみの陶芸家 青木良太さん。
今年5月に新しく薪窯つくられ、初火入れにご招待いただいてまいりました。
その様子は、先日掲載した「記事」を是非ご覧くださいませ。
その時にもお見えになっておられた、撮影クルーの皆さん!
そして、青木良太さんの密着取材を経ていよいよ明日放映です!
『クロスロード』
~青木良太さん~
8/29(土)22:30〜23:00
テレビ東京系 『クロスロード』
青木さんに4カ月の密着取材された番組が、明日の夜に放映されます。
初薪窯の様子も映りますよ。
みなさま、ぜひ!
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LACERBA(ラチェルバ)
残暑は、まだまだ続きますが、朝晩の空気の変化が秋を感じさせますね。
大阪北新地の新ダイビルにオープンされたラチェルバさんへ!
南森町の人気イタリアン “タベルナ デッレ・トレ・ルマーケ” から、店名も新たに北新地へ移転されてひと月。
Abundanteでの企画レッスンでお世話になっている荒木美緒さんが、シェフ&ソムリエを務められています。
旧店の時から、Abundanteで取扱いの作家さんの器をたくさんお使いいただいておりましたが、新店オープンにあたってさらに色々なものをお納めさせていただきました。
その器たちに、どんなお料理が盛られて供されるのかも、とても楽しみにしておりました。
新しく出来た新ダイビルは、大阪堂島地区のランドマークとして親しまれてきた旧「新ダイビル」を建替えたもの。
『生物にやさしい森“堂島の杜”に包まれて』をコンセプトに、緑溢れるくつろぎの空間を… と謳われている通り、すっきりととてもスマートな空間になっていました。
2階のフロアーが、飲食店舗で構成されています。
ラチェルバさんはこちらのフロアですが、とても落ち着いた雰囲気のゆったりした空間です。
事前情報で看板無しと伺っていたのですが、それがこのフロアの雰囲気ともぴったり合って、重厚なドアを前に期待が高まります!
ドアを開けて中へ… とてもオトナでしっとりと素敵な空間、和を感じさせるシンプルで美しい佇まいのテーブルや椅子、居心地よくすばらしく落ち着けました。
お料理はおまかせのコースで。
雲丹・松茸、鰹・太モズク、鰻・茄子、鴨・栄螺、セロリ・メロン・新生姜…
といった素材の組み合わせが新鮮で、それぞれの素材感がしっかり感じられる藤田シェフのお料理、どのお皿もしっかり美味しくいただきました!
お納めした作家さんの器たちも、お料理との相性もすばらしく堂々たる存在感でした。
【ご案内】
ラチェルバ TEL / 06-6136-8089
〒530-0004 大阪市北区堂島浜1-2-1
営業時間 / 18:00〜20:30(L.O.) 定休日 / 日曜日
ドルチェはカウンターの席にて… とご案内いただき移ったのですが、このカウンターのスペースもそれはそれはおしゃれで素敵な空間。
こちらでもAbundanteで選んでいただいたものをたくさん目にすることが出来て、それも嬉しいことでした。
窓からの緑の風景も美しく癒されます。
ずっと居たくなる空間…。
みなさまもぜひぜひ。
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芦屋の陶芸ギャラリースペース Abundante(アバンダンテ)
陶芸・木工・漆器・硝子等の作品を展示しています
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一見の価値あり
~土井宏友さんの西洋カルタ菓子皿~ 漆器作品
残暑はまだまだ続きますが、あの押し戻されるような暑さは無くなって、わずかながら秋の気配も感じるようになりました。
秋は「食卓の愉しみ」もたくさん… 器のしつらえもいろいろと。
西洋カルタ菓子皿
【サイズ】106 × 76 × H15 mm ¥8,000- (+TAX)
土井宏友さんから届いた「西洋カルタ菓子皿」です。
骨董のトランプ柄の絵皿からインスピレーションを得て、写し(=再現・模写)で制作されたそうです。
自分で作ろうと思われたというのがすごいこと!
一見、「漆」とは想像できないような作品です。
発色もアンティークのような印象があり、落ち着いた色作りもお見事です。
全体的な絵柄のスレ感が、いい雰囲気を醸し出しています。
土井さんの多彩さにはかねてから感服していましたが、もうこれはすばらしいの一言。
どれだけの手間と時間と根気をかけて作られたことか…
これだけの色や細工は、漆器ではみたことがありません。
まさに一見の価値ありです。
小菓子を載せて…
秋のお茶時間を、豊かな気持ちにしてくれそうです。
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coupe
フランス語では、口の広いシャンパングラスは「coupe(クープ)」、口が狭くて背が高いグラスは「flûte(フリュート)」と呼びます。
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普通にレストランやカフェで使われるのはフルート型。
ところが、「シャンパン1杯ください」と注文するときには、「フリュート1杯のシャンパン」ではなくて「クープ1杯のシャンパン」という風に表現するそうです。
「(シャンパンを)1杯いかがですか?」と言うときも、「Je vous sers une coupe ?」となります。
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